公益社団法人岡山県防犯協会の実働部隊である岡山ガーディアンズは、地域社会の安全を確保するため、「見て見ぬふりをしない」を合い言葉に、地域住民のみなさんや青少年とのコミュニケーションを通して、失われつつある地域の連帯感を回復し、犯罪や事故に対して強い街づくりをめざし、毎週2回(月・土曜日)の夜間パトロール活動を行っています。
割れ窓理論では、自転車の2人乗りや歩行者の信号無視、落書きの放置やタバコのポイ捨てなどの些細なことが地域の荒廃を招き、それを見て見ぬふりをし、放置することによって無秩序感が醸成され、そのことが軽微な犯罪を誘引、さらに大きな犯罪へと発展し、ついには凶悪事件の発生等治安の悪化につながると言われています。 岡山ガーディアンズは、見て見ぬふりをせず、積極的に声を掛けコミュニケーションを通じて、犯罪の増加につながるさまざまな無秩序や人々の無関心に対して取り組んでいます。
無秩序や無関心からの犯罪の連鎖を防ぎ、地域の安全を確保する上で一番大切なことは、「人と人のコミュニケーション」を活性化させ、地域住民がお互いに声をかけ合っていた従来の地域社会の連帯感を再生しなければ、本当に安心して暮らせる社会は実現できないのではないでしょうか。 無関心が蔓延する今日、私たち一人ひとりが、地域の安全について真剣に考え、自主防犯行動をはじめることが、安全で安心して暮らせる地域社会の実現につながります。
岡山ガーディアンズでは、活動スタッフを募集しています。